建築家ならこう考えます!!
おそらく実際に敷地を見られたら多くの方があまり良い土地には思えないのではないでしょうか。築50年の古家があり、隣家は迫っており、なんだか光も入ってきそうにない。 なんといっても新居のイメージが湧かないでしょう。 しかし、建築家でしたら様々な角度から現地の状況を把握し、隣家との関係、光の入り方、風の抜け方、窓の位置、周辺との関り合いなどを考慮し、その土地にあったプランを立案します。 中心まで光が入らないのであればコートハウス形式やスリット状の素材を使用する、など様々なアイデアが出てきます。 建築家からすれば上記の土地でもかなり魅力的な土地になります。逆に困難な状況下であればあるほど、不思議にアイデアが浮かんでくるものです。 また条件が悪ければ土地の価格も安価ですのでお買い得な土地にもなり、建物の方に費用が割くことも出来るメリットがあるのです。 それゆえぜひとも建主様だけで考えるのではなく、建築家の意見を聞きながら土地探しを進めていくことをお薦めします。